ソフトバンクG、アリババ株使い1.2兆円調達-創業来最大の赤字 日向貴彦 2020年5月18日 15:16 JST 更新日時 2020年5月18日 16:17 JST ソフトバンクg、7000億円の最終赤字 7~9月 ソフトバンクグループ(sbg)が6日15時に発表した2019年7~9月期連結決算(国際会計基準)は、最終損益が7001億円の赤字(前年同期は5264億円の黒字)に転落した。 ソフトバンクグループは18日、保有する中国アリババ・グループ・ホールディング株を利用した金融機関との先渡し売買契約で、115億ドル(約1兆2300億円)を調達することを決算短信の中で明らかにした。, 3月に発表した自社株買いと負債削減に充てる最大4.5兆円規模の資産売却計画の一環。既に4月と5月に契約を結び、一部を除き入金が完了している。, 前期(2020年3月期)決算は、ビジョン・ファンドなどからの営業損益が1兆9313億円の赤字(前の期は1兆2566億円の黒字)となった。配車サービスの米ウーバー・テクノロジーズやシェアオフィス運営の米ウィーワークなどの公正価値が減少したほか、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でその他投資先の公正価値も減った。, 3月末時点で同ファンドは88銘柄を保有している。全体の営業損益もアーム事業の利益悪化などが響き、1兆3646億円の赤字(前の期2兆736億円の黒字)。純損益は過去最大となる9616億円の赤字に転落した。新型コロナについては、感染拡大の収束が遅れれば、今期も投資事業は先行き不透明感が拭えない状況が続くとみている。, 東海東京調査センターの石野雅彦シニアアナリストは、巨額赤字を計上したことについて「孫社長の自身に対する進退、今回の損失に対してどういう行動をとるのかに注目している」と話した。, 同日朝には、07年からソフトバンクGの取締役を務めてきたアリババ創業者の馬雲(ジャック・マー)氏が6月の株主総会で退任するとも発表した。本人の意向だという。3月に発表した2兆円の自社株買い計画の一環で、総額5000億円を上限に自社株買いを行うことも明らかにした。, また、サウジアラビア政府系のパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)がビジョン・ファンドへの投資を担保に、約100億ドル(約1兆700億円)の借り入れを計画が事情に詳しい関係者の話で分かった。PIFは電子メールの声明で、「計画しておらず、検討すらもしていない」と否定した。, 孫正義社長は2月の決算会見で、「潮⽬が変わった」と事業環境が回復傾向にあるとの認識を示し、「厳しい冬の後には春が来るんだということを改めて体感した」とも語った。しかし、わずか3カ月後に巨額の赤字を再度計上し、市場動向に左右される不安定な収益体質が浮き彫りとなっている。, 新型コロナウイルスの感染拡大で人の移動が制限される中、ソフトバンクGの投資事業は依然として厳しい状況にある。ビジョン・ファンドの出資先で、ホテルを運営するインドのOYO(オヨ)は宿泊客が減少し、ウーバーも顧客の支出を示す指標は1-3月に初めて減少した。2月以降に下落傾向を強めた世界の株式市場の戻りも鈍い。, ウィーワークも引き続き頭痛の種だ。昨年10月に1兆円規模の支援策を発表したが、前提としていた合意条件が満たされず、支援策の一部だった公開買い付け(TOB)を取りやめた。. 「今回の決算はボロボロだ。真っ赤っかの大赤字で、まさに台風というか大嵐という状況だ」, ソフトバンクグループ(ソフトバンクG)の孫正義社長は6日、決算会見で自社の状況をこう評した。「まだまだ余裕だ」という心理的な表れが噴出したジョークなのか、もはや皮肉の一つでも言いたくなる経営状況なのか。市場関係者の間では今回の「真っ赤っか決算」についてさまざまな憶測が流れている。, 同社が発表した2019年9月期中間決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示す営業損益が155億円の赤字(前年同期は1兆4200億円の黒字)に転落した。9月期中間決算の赤字は04年9月以来15年ぶり。, 特に7月から9月の落ち込みは著しく、19年7〜9月期決算短信によると、最終損益が7001億円の赤字(前年同期は5264億円の黒字)となった。グループが運営するファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」が投資する米国シェアオフィス大手「ウィーワーク」を運営するザ・ウィー・カンパニーと関連会社3社の経営が悪化したことなどを受けて計25銘柄の公正価値が下落。このため、同期決算ではSVF関連で損失9702億円(前年同期は3942億円の利益)を計上した。, 今回、懸案となっているSVFは10兆円を運用する巨大投資ファンドだ。人工知能(AI)分野を中心に世界88社に投資している。ソフトバンクGと、サウジアラビアのパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)などの出資によって2017年5月20日、発足した。投資先の選別など運用面をソフトバンクGが担っていて、このファンドの設立を機に同社は投資会社としての性格を強めていた。, 同社は赤字決算の最大要因となったウィーワークに対して、子会社やファンドを通じて日本円で1兆1000億円あまりを投資した。ウィーワークはシェアオフィスを米国や日本などで手掛けているが、かなり強引な事業拡大で赤字体質化していた。さらに、放漫経営の指摘もあり、今秋、ニューヨーク証券取引所への上場を断念。大幅な企業価値の見直しが行われた。, 孫社長は6日の会見で、「同社への今後の救済投資はしない」と明言。一方で「ウィーワークへの投資について反省はしているが、反省をしすぎて萎縮をしているわけではない。これからも思い描いた信念とビジョンは微動だにせずしっかりと進めていく」と話し、なおも積極的な投資スタイルを崩さない方針を示した。, 総額1兆円投下のスペースジェット、開発失敗で凍結…三菱重工、正気を失った経営が原因, Go To トラベルや10万円給付金は課税対象?今年の年末調整の注意点…税金が軽くなる人も. 巨大ファンドで7000億円を超える損失を計上したソフトバンクグループの孫正義会長兼社長。1981年の創業以来、数々の修羅場を潜り抜けてきたカリスマ経営者が再び窮地に陥った。奇しくも、傘下の「ヤフー」は「LINE」と統合し、孫流のパワーゲームで国内ネット市場の覇権確保に動き出した。特集「孫正義、大失敗の先」では、世界的な経営者が直面する「いま」に迫った。, むらい・れいじ/早稲田大学卒業後、外資系通信社を経て、ロイター通信で企業担当として、銀行、鉄鋼、流通業界を歴任し、リーマンショック後に電機業界担当として電子立国の凋落問題を取材。16年から週刊ダイヤモンド記者。引き続きシャープ、東芝問題を取材するとともに、家電、産業電機、通信、半導体、精密、電子部品、ゲームに関わる情報通信技術を幅広く担当。主な担当特集は「背徳のシャープ」「三流の東芝、一流の半導体」「孫正義の知らないソフトバンク」「AI格差」など。趣味はスーパー銭湯。, 「ぼろぼろの大赤字」で「反省」の弁を繰り返したソフトバンクグループの孫正義会長兼社長。情熱を注ぐソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資で失敗した傷は深いが、わずか1週間後に明るみに出たのは、傘下のヤフーとLINEの経営統合だ。それはまさに、孫氏がお得意の「勝者総取り」のパワーゲームに他ならない。特集「孫正義、大失敗の先」(全7回)の第1回Series Aで、その動向を追った。(ダイヤモンド編集部  村井令二), 米カリフォルニア州パサデナのザ・ランガム・ハンティントンは、上品な大邸宅風の建築が美しい五つ星ホテルだ。ここで9月17~19日、世界の名だたる投資家と、成長著しいユニコーン企業が一堂に会した。ソフトバンクグループが10兆円を集めて立ち上げたベンチャー投資ファンド、「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の会合だ。, ファンドの投資先は9月末で88社を数える。関係者によると「ファウンダーズ・サミット」と名付けられたこの会合には、投資先のうち50社以上が集まったという。3日間の会合のうち投資先だけを集めたセッションで、孫正義ソフトバンクグループ会長兼社長はこんな言葉を口にしている。, 企業マネジメントとしてはごく常識的なこの言葉は実は、約2カ月後に起こる「大事件」の伏線だった。, 11月6日、東京で開かれたソフトバンクグループの決算説明会。創業来最悪の、7000億円もの巨額赤字が発表された。大きな原因となったのは、ビジョン・ファンドの投資先で、シェアオフィス「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーだ。, ウィーの創業は2010年。孫氏はウィー創業者のアダム・ニューマン氏と16年に出会った。孫氏が米ニューヨークのウィー本社を訪れて滞在したのはわずか10分程度。多忙なスケジュールの合間を縫った瞬きのような訪問で、ウィーへの出資を即決した。, 「頭がいいやつとクレイジーなやつ、戦いに勝つのはどちらだと思う?」と孫氏が問うと、ニューマン氏は「クレイジーなやつ」と答えた。これに対し孫氏は「正解だ。だが、君たちはまだ十分にクレイジーじゃない」と返したという。こんな軽妙なやりとりを交わしただけで、孫氏は巨額の出資を決めた。, 孫氏がこれまでウィーにつぎ込んだ資金は、総額103億ドル(約1.1兆円)に上る。この投資が9月末、一転して82億ドル(約9000億円)の評価損を計上し、ソフトバンクグループの業績に大きな打撃を与えたのだ。過大投資とずさんな経営で、キャッシュをまったく生まないウィーは、突っ込んだ金を雲散霧消させる「ザル会社」だったのだ。, 発達障害の僕が発見した「全身ユニクロでも感じがいい人」と「服で損している人」の決定的な差, ヤマト運輸が圧勝!佐川は堅調、日本通運とサカイ引越しセンターは微減/陸運・物流4社【9月度・業界天気図】, ウィーワークにのめり込み巨額損失を計上 Photo:Bloomberg/gettyimages. ソフトバンク過去最悪7000億円赤字、それでも怯まぬ孫正義の捲土重来. 「ソフトバンクは儲かってるのに税金を払わないのはおかしい!」って散々批判されたからな。, 税金として払うよりだったらじゃんじゃん投資して赤字になった方がマシって考えなんだろうな, 中華投資もこれから目も当てられなくなるし現時点の米国でこれならいよいよ自転車の車輪パンクやな, 15年ぐらい前までは投資で失敗しても何かが当たって「そすが孫やな、見る目あるわー」って思ってたけど, ギャンブルだから、みんながダメだと思ったとこからV字復活する可能性もあるんでしょう, ういーワークなんかにたような事やってる会社日本に沢山あるだろうその辺の安いのを買えば良かったのに, ADSLモデムの押し付け配布のころにソフトバンクは倒産するから危ないと言われてたのに1000万預けてた人は今1億になっているわけで, 禿がCISに「金出すから金増やして金くれ」って直に言ったからしっさん困ったらしいね, ウーバーが黒転しとるし3000億円プラスになっとる。お前らド素人は売り上げ営業利益みたいなものでしか見えないのかな, ウチの取引先も息子に代わってからエビやら豆やらで会社の金に手出して不当たり出して倒産したわ, iPhoneの割賦も終わったからソフトバンクをやめようと思ってるんだけど次は何処にしよう, これだけ赤字だしてもトカゲの尻尾切りで幹部たちの責任皆無で破格の報酬アップだから税金対策だわな, https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012282291000.html, https://cdn.group.softbank/corp/set/data/irinfo/financials/financial_reports/pdf/2020/softbank_results_2020q3_001.pdf. Series B. 2019.11.25. Copyright © Business Journal All Rights Reserved. ソフトバンクグループは、グループ全体の去年12月までの9か月間の決算で、営業損益が129億円の赤字となったと発表しました。1兆8000億円余りの黒字だった前の年の同じ時期と比べて大幅な落ち込みで、この時期の営業赤字は15年ぶりだということです。 3分でわかるヤフー×LINE統合、巨大ネットサービス誕生の衝撃 同社が発表した 2019年 9 月 期中間決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示す営業損益が155億円の赤字(前年同期は1兆4200億円の黒字)に転落した。9 9月期中間決算の赤字は04年9月以来15年ぶり。 ソフトバンクG、7000億円の最終赤字 7~9月 ソフトバンクグループ(SBG)が6日15時に発表した2019年7~9月期連結決算(国際会計基準)は、最終損益が7001億円の赤字(前年同期は5264億円の黒字)に転落した。 ソフトバンク、“ウィーワーク”ショックで経営揺らぐ…主力のファンド事業が転落の危機, ソフトバンク、経営不安広まる…巨額投資先のウィーワークが資金繰り悪化、崩れる投資戦略, ヤフー、孫正義氏主導の巧妙な“ZOZO乗っ取り”の様相…アマゾン超えへ強硬手段発動, ZOZOと前澤社長、すでに限界だった…ヤフーによる買収は孫正義氏の英断、無限の成長へ, JRAエリザベス女王杯、馬主勝負伝説!衝撃の1点的中を今週末も再現か…関係者情報を公開.