こそだてハック, 赤ちゃんのお尻や背中のあたりにできる「蒙古斑(もうこはん)」。蒙古斑は、ほとんどの日本人の赤ちゃんに見られますが、いつごろ消えるのでしょうか?なかなか消えない蒙古斑を見て、「蒙古斑が消えずに残ってしまうことはないの?」と不安に感じることもあるかもしれません。今回は蒙古斑とは何か、いつごろ消えるものなのか、腕や足、顔などに見られる青いあざも蒙古斑なのかなどをご紹介します。, 赤ちゃんのお尻の仙骨付近にできる青いあざのことを「蒙古斑」といいます。隆起はなく、シミのように平らな、境界線がぼんやりとしたあざで、生まれつき、もしくは生後1ヶ月以内に現れます(※1)。, 人間の皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の3層構造になっており、表皮には紫外線から肌を守る働きを持つ「メラノサイト」という色素細胞があります。, メラノサイトは、紫外線を浴びると、メラニンを産出して肌を守ろうとします。このメラニンが黒い色素を持っているので、強い日差しを浴びると、メラニンが増えて肌が黒くなるというわけです。, 通常、メラノサイトは表皮にしかありませんが、表皮の奥にある真皮にメラノサイトが存在することがあります。真皮でメラニンが産出されると、表皮を通して青色に見えるため、青あざになります。, 黄色人種の赤ちゃんのお尻や背中の真皮には、メラノサイトが存在しているので、蒙古斑ができます。しかしなぜ子供の間だけ真皮にメラノサイトが存在するのかについては、まだはっきりしたことは分かっていません。, お尻や背中にできるのが通常の蒙古斑ですが、まれに腕や足、お腹、胸などにできることがあり、「異所性蒙古斑」と呼ばれます。, なかでも、顔にできた青あざは「太田母斑」、肩から肩甲骨にかけてできた青あざは「伊藤母斑」と呼ばれます。異所性蒙古斑は色が濃く、成人しても消えない可能性は通常の蒙古斑と比べて少し高めです(※3)。, 蒙古斑は、2歳頃までに色味が強くなっていきますが、10歳を迎える頃には多くが消失します。ただし、お尻以外にできた蒙古斑は、消えるまで比較的時間がかかります(※1)。, また、約3%で成人になっても蒙古斑が残る場合があり、その多くは直径2cm程度の円形のあざです。これを「持続性蒙古斑」と呼びます(※2)。, 蒙古斑は体に悪影響を与えるものではなく、ほとんどが自然に消えるので、基本的に特別な治療は必要ありません。, ただし、大きくなっても消えないものがあると、肌の露出に伴い子供が精神的に苦しむことがあります。10歳を過ぎても残っているようなときは、レーザー治療を検討する目的で皮膚科病院の受診を検討してもいいでしょう。, また、蒙古斑とよく間違えられるものに、「青色母斑」があります。青色母斑は異所性蒙古斑と同様に、お尻や背中以外の部位にも現れます。, 見た目は、通常のほくろより青みが強い、皮膚の小さな盛り上がりで、直径は1cm以下です。大きめの青色母斑は悪性化する可能性があるので、お尻や背中以外の部位に青いアザが見られるときは、念のため医師に診てもらうようにしましょう(※2)。, 子供が成長しても蒙古斑が消えない場合、見た目の問題からレーザー治療を行うことがあります。, レーザー治療では、蒙古斑の部分にレーザーを照射してメラノサイトを破壊し、青あざを消失させます。ただしあざを完全に消せるかどうかは人によって異なり、レーザー治療をしても色素が残ってしまうことがあります(※3)。, また、レーザー治療は痛みを伴います。小さな子供だと動いてしまうので全身麻酔を行い、入院が必要になることもあります。治療するかどうかは、治療による精神的なストレスや肉体的な負担を考慮したうえで、医師と相談しながら決めるようにしてください。, なかなか消えない蒙古斑を見て、「本当に消えるのかな」と心配になることもあるかもしれません。お尻や背中あたりにできる蒙古斑は、10歳頃までには消えることが一般的なので、それまでは見守ってあげてください。, どうしても美容的な面で気になる場合や、10歳を過ぎても消えない場合は、皮膚科や形成外科に相談して、治療を行うかを検討しましょう。また、お尻や背中以外に青いあざが見られる場合は、青色母斑の可能性があるので、医師に診てもらうことが大切です。, 青あざのような見た目から不安に感じることもあるかもしれませんが、落ち着いて対処していきましょう。, ※1 こそだてハック, 2018年5月31日 蒙古斑がない原因. 2020年5月15日 赤ちゃんのお尻や腰に蒙古斑(もうこはん)がないと心配になりますが、なくても正常です。背中や腕にあることもあります。どれも病気ではありません。蒙古斑は子どものうちに消えます。その原因やレーザー治療について説明します。, 蒙古斑は赤ちゃんのお尻にある青いあざです。普通はお尻から腰のあたりにあります。違う場所にある赤ちゃんも、蒙古斑がない赤ちゃんもいます。蒙古斑はどこにあってもなくても病気ではありません。, 日本人を含む黄色人種ではほぼ100%、黒人で80〜90%、白人で約5%に、蒙古斑が見られます。, 蒙古斑の「蒙古」とはモンゴルのことです。蒙古斑を英語ではmongolian spotと言います。モンゴル人を含む黄色人種に多いという意味合いです。, 蒙古斑という名前は、日本でお雇い外国人として働いていたドイツ人医師のエルヴィン・フォン・ベルツが1883年に名付けました。, 蒙古斑は生まれつきお尻の辺りに見られ、2歳くらいまでは青色が強くなります。その後自然に薄くなり始め、4〜10歳では綺麗になくなります。, 白人ではむしろ蒙古斑がある赤ちゃんが珍しいです。蒙古斑がないことは異常や病気ではないので、安心してください。, 蒙古斑の青い色はメラニンの色です。メラニンは黒色の色素で、毛髪や肌、瞳の色を決めます。皮膚の中にあるメラノサイトという細胞がメラニンを作っています。蒙古斑はメラノサイトが1か所に集まっていることで現れます。, メラノサイトは胎児の神経堤(しんけいてい)という部分から移動してきた細胞です。神経堤はもともと背中に近い部分にあります。メラノサイトになる細胞は、妊娠3か月ごろに神経堤から離れて全身の皮膚に移動していきます。, メラノサイトは細胞の隙間に木の枝のような突起を伸ばして、周りの細胞にメラニンを渡します。そこでメラノサイトが多い場所にはメラニンの色がつきます。, 全身の皮膚のほとんどで、メラノサイトは表皮にまで移動します。表皮は皮膚の浅い部分です。ところが、蒙古斑ではより深い真皮(しんぴ)にメラノサイトが集まっています。真皮の中でも特に深い部分を中心に、まばらにメラノサイトが分布します。これはメラノサイトが深い組織から表皮へ向かって移動していく途中で、何らかの理由で真皮にとどまってしまうためと考えられています。, メラニンは表皮にあるときは黒または茶色に見えます。日焼けした肌やほくろの中では、表皮にメラノサイトが集まり、メラニンを作っています。表皮にメラニンが多くなるので皮膚が黒く見えます。, 蒙古斑の場合は、表皮よりも深い真皮にメラノサイトが増えています。メラニンが真皮にあるときは、表皮を通して見えることによって、黒色や茶褐色ではなく、青みがかった色として見えます。, 蒙古斑は通常お尻から腰のあたりにあらわれますが、まれに背中や腕、足に見られることがあります。このような蒙古斑は「異所性蒙古斑」と呼ばれます。通常の蒙古斑と違って自然に消えにくいため、レーザー治療の対象となります。, 通常、蒙古斑は4〜10歳で自然に消えてなくなります。そのためお尻〜腰にできている蒙古斑であれば、そのまま様子を見ていて大丈夫です。, 蒙古斑の原因は、真皮にメラノサイトがたくさん存在していることです。メラノサイトはメラニンという黒色色素をつくります。レーザーを当てたとき、黒色のメラニンが反応するため、正常な皮膚へのダメージを抑えながらメラノサイトを破壊することができるのです。このような仕組みで、レーザーによって蒙古斑が薄くなります。, 蒙古斑は悪い病気ではないため、放っておいても問題はないのですが、できる場所によっては見た目が気になります。レーザー治療するにしても、レーザー治療が必要かどうかの見極めが難しいです。その見極めに関しては、レーザー治療を行っている皮膚科の医師に相談してみてください。, 子どもの体に見たことのないものができると、重い病気ではないかと心配になります。危ないものもありますが、自然に治るものも多いです。子どもの体に現れやすい、あまり心配の要らない変化について説明します。, 【新型コロナ治療薬】日本で開発された薬、ナファモスタット(フサン®)の有効性とは?, 同じ "バファリン"でも主成分が違う?「大人用」と「子供用」の違いに要注意〔アスピリンシリーズ①〕, 本サービスにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。. ヨーロッパやインド、白色人種の場合は出現率が10%以下となります。 日本人の約9割以上の赤ちゃんに蒙古斑があると言われていますが、100%ではありません。 つまり、中には蒙古斑がない赤ちゃんも少ないですがいるということです。 日本人の赤ちゃんなのに、蒙古斑がないことってありますか? ありますよ。東アジア人種の蒙古斑の出現率は約80%ですから、5人に1人はないことになります。もちろん、健康上も全く問題がありません。

日本皮膚科学会「皮膚科Q&A アザとホクロ」, 2019年11月21日 今2歳をちょっと過ぎましたが、お尻のあたりのものは薄くなってきた気がしますが、端のひとつはまだくっきりはっきりしています。, そもそも蒙古斑って、どうしてできるのでしょうか?治療が必要な場合はあるのでしょうか?, この記事を最後まで読んでいただければ、蒙古斑について知らないことはなにもない……かもしれません。, 蒙古斑とは、産まれてから1週間から1カ月ごろに現れる薄青や青みがかかった灰色のアザのような母斑です。, 一般的におしりに多くみられ、アジア人は出現する率が高いとされています。(ヨーロッパやインドでは出現率は10%以下), 人によって現れ方はさまざまで、一か所に大きく現れたり、ところどころに散らばって現れたりします。, 蒙古斑が珍しい国では、赤ちゃんのお尻に青あざがあると、叩いたりしてできたあざではと虐待を疑われる場合もあるのだとか。, 皮膚の中にあるメラノサイトという細胞がメラニンを作っているのですが、これが1か所に集まることによって蒙古斑ができます。, メラニンは表皮にあるときには黒や茶色に見えるのですが、蒙古斑の場合は表皮よりも深い場所、真皮にあります。, 同じ日本人の赤ちゃん同士で蒙古斑が多い、少ないからといって、特別な原因があるわけではありません。, 日本人の約9割以上の赤ちゃんに蒙古斑があると言われていますが、100%ではありません。, お尻や腰の蒙古斑は、成長するにつれてだんだんと薄くなっていき、遅くとも12歳までには大半の子が消えます。, 半数以上が5歳までに消えるというデータがあるので、たくさんあるからといって必要以上に不安になることはありません。, 5歳、12歳という節目で、蒙古斑が気になる場合は、小児科に相談してみるのもいいでしょう。, 薄いものでしたら、お尻や腰などと同じ、成長と共に消えていきますが、濃い場合は成人しても消えないことがあります。, 気になるようでしたらレーザー治療で消すことも可能ですが、赤ちゃんのデリケートな肌には刺激が強い治療なので、赤ちゃんの時に消そうとするのはリスクが大きくおすすめしません。, 消えるかもしれない可能性があるものですので、最低でも12歳までは治療は待つようにしましょう。, 蒙古斑が悪性化したり、他の病気になることはありませんので、焦らずに経過を見守ることが大切です。, 原因は蒙古斑と同じメラノサイトですが、色が青色に茶色が混じっているところが違います。, 悪性度はないですが、顔に出現するのでコンプレックスになりやすい母斑といえるでしょう。, この母斑は、先の太田母斑と伊藤母斑と違い、悪性化する恐れがあるので注意が必要になります。, 1cmを超す青色母斑の場合は、痛みやかゆみがなくても一度病院で診てもらうことをおすすめします。, 我が子の蒙古斑がとても濃い色だったり数が多いと、本当に消えるのか心配になってしまいますよね。, 私もそのひとりで、息子のお尻の端にひとつだけある蒙古斑を見るたびに、消える気配ないな…と、ちょっと気になっているので観察しています。, もし消えなくても治療すれば薄く、消えるものですので、過度に心配するのはやめましょう。, ほんの数年しかみられないであろう蒙古斑の出現と消える経過を、家族で一緒に楽しんでくださいね。, 赤ちゃんが生まれてしばらくすると、おでこや頬にブツブツができることがあります。 これは『乳児湿疹』と呼ばれ、…, 赤ちゃんが飲んだミルクを吐いてしまうと、苦しそうですし病気ではないかと心配になりますよね。 さらには、吐いた…, あなたのお子様のまつげは長いですか?それとも短いですか? 私の息子はパパに目元がそっくりなので、まつげもまっ…, 赤ちゃんが泣きわめきながら反り返ると、もしかして病気なのかもと心配になるママは多いはず。 私もそのひとりで、…, 日々着々と成長する赤ちゃん。 「いつの間にこんなことができるようになったの?」と驚かされることもありますよね…, 離乳食を始める時期になると、育児書で勉強をしたり、食器や調理器具を買い揃えるなど準備に力が入りますよね。 い…, 赤ちゃんの様子を見ていると、あるとき突然ポロっと大きな耳垢が出てきて、驚いたことのあるママもいるのではないで…, 赤ちゃんのお肌はすべすべのもちもち♪ そんな印象がありますが、実は赤ちゃんも肌荒れをしやすいんです。 お顔や…. 蒙古斑がない. こそだてハック, 2018年7月24日

こそだてハック. これは別にいずれ消えるものなのでどちらでも良いんですが…。 でも蒙古斑って赤ちゃんみんなあるものかと思っていたけど、 アジア人に多い ものなんですね。 白人には見られないものだということを知りませんでした。 こそだてハック©ever sense, Inc. All Rights Reserved. ©Copyright2020 はじめてママ|初めてママになる人の為の情報サイト.All Rights Reserved. こそだてハック, 2018年7月25日

赤ちゃんのお尻や背中のあたりにできる「蒙古斑(もうこはん)」。蒙古斑は、ほとんどの日本人の赤ちゃんに見られますが、いつごろ消えるのでしょうか?なかなか消えない蒙古斑を見て、「蒙古斑が消えずに残ってしまうことはないの?」と不安に感じることもあるかもしれません。 成美堂出版『オールカラー版 家庭の医学 第3版』pp.804-805, ※2 赤ちゃんのかわいいお尻や背中にある蒙古斑(もうこはん)。ママたちも見慣れている“赤ちゃんのしるし”のようなものですが、なぜできるのか、いつごろ消えるのか、については案外知られていないようです。そんな蒙古斑の謎に迫ってみました。 【医師監修・作成】赤ちゃんのお尻や腰に蒙古斑がないと心配になりますが、なくても正常です。背中や腕にあることもあります。どれも病気ではありません。蒙古斑は子どものうちに消えます。その原因やレーザー治療について説明します。